前向きな夢に昨日を置いて
頰を撫でれば
名残り星がはらはらと落ちる
40%の降水確率だから
今日は傘を持たずに出かけよう
金色の雲に飛び込み
おまじないをかける
ララララルーラララ
虹の橋を詩人になった気分で渡る
言葉は一つも出てこない
このままぷかぷかと浮かんでいたい
流行りの新興宗教はあてにならない
絶対なんてこの世にはないし自分のなかにもない
繰り返し流れるニュースはもう聞き飽きた
嗚呼魔法が溶けてゆく
白い木馬に乗り換えて
銀河の果てへと揺られながら
僕はまた夢を見る